巨人小笠原、黒田を労う

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

ーーー男気黒田、引退。
この報を受けて国民的畜生と名高いあの男、巨人小笠原(42)が黙っているはずがなかった。
リリーフカーでマツダBOMBBOMBスタジアムに向かう。
かつての好敵手(40)の姿がそこにはあった。
カッスは口を開く。出てきたのは意外にも労いの言葉だった。
「一度しか優勝できずご苦労だったな」「俺は三連覇だぞ」「お前髪逝ってるな」
しかし相手は男気黒田。負けじとフロントドアで反撃だ。
「俺の年俸は6億」「そもそもあなたとは1年くらいしか同リーグにいなかったからどうでもいい」
そして、トドメの一撃。
「2006のWBCには俺も出たかった」
巨人小笠原は何かを思い出し、いつものように死亡するーーーはずだった。
しかし、そこにいたのは髭を生やした侍だったのだ。
「思い出しました」
侍は立ち去る。
それが男と男の、今生の別れだった。