【巨人】サカチョー、リオの奇跡をリメーク！８ゲーム差も大逆転“金”だ

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

　巨人の坂本勇人内野手（２７）、長野久義外野手（３１）が２２日、首位広島との３連戦（東京Ｄ）を控え“大和魂”でリメークドラマを完結させると誓った。

逆転に次ぐ逆転で史上最多４１個のメダルを獲得したリオ五輪の日本をチーム状況に重ね合わせ、８ゲーム差をひっくり返す決意だ。投手陣はマイコラス、菅野、田口の「３本柱」を投入する。

２３日に負ければ、広島に優勝マジック２０、引き分けでも２１の点灯を許す。カード３連勝で、マジック点灯阻止を目指す。

　日の丸に勇気をもらった。試合終了の瞬間まで勝負を捨てず、劣勢をはねのけてきた五輪選手に、選手会長の長野と主将の坂本はチームの未来を見た。

　長野「逆転してメダルを取ることが多くて、すごかったです」

　坂本「（自分らも）優勝の可能性がある限り、最後まで諦めずにやっていきたいです」

　残り３１試合。広島とはあと７試合で、ゲーム差は８。ネバーギブアップの“大和魂”を胸に宿らせ、逆転優勝を果たす考えだ。

　リオ五輪で、日本は大逆転劇を繰り返してきた。レスリング女子では４８キロ級の登坂（とうさか）絵莉、６９キロ級では土性（どしょう）沙羅が決勝でともに逆転の金メダル。５８キロ級の伊調馨も決勝残り３秒で逆転しての４連覇だ。

バドミントンの女子ダブルスでは高橋礼華、松友美佐紀ペアが最終ゲームであと２点を失えば負ける土壇場から、５連続得点で金メダル。内村航平の体操個人総合連覇も最後の鉄棒での大逆転だった。

　坂本「レスリングはテレビで見ていました。オリンピックは違う緊張感があると聞きましたし、すごいと思いました」

　坂本は１３年ＷＢＣなど侍ジャパンの常連ではあるが、五輪出場経験はない。日の丸戦士から刺激をもらい、広島３連戦でスパートをかけるつもりだ。

　２３日先発のジョンソン攻略のカギを握るのは長野だ。前回対戦した７月２７日の広島戦（京セラＤ）で決勝の先頭打者弾。これが６試合のべ１４６人目でのチーム初アーチ。「積極的にいきたいです」と出はなをくじく考えを口にした。

　チームは２１日の阪神戦（東京Ｄ）で逆転負けを喫し、連勝が３でストップ。広島に３連勝しなければ自力優勝が消滅する。

休養日のこの日、自宅で英気を養った２人は「まずは初戦をとれるようにしたいです」と声をそろえた。日の丸イズムが乗り移ったサカチョーの目には頂点しか見えない。（中村　大悟）
http://www.hochi.co.jp/giants/20160822-OHT1T50151.html