近鉄・中村紀洋の途中交代に大きなどよめき…古傷の左手首に違和感

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

【パ・リーグ、近鉄３?７西武、２５回戦、西武１４勝１１敗、１３日、大阪ドーム】
ノリが消えた…。四回表、三塁の守備に入ったのは中村ではなく阿部。猛牛の顔ともいうべき４番打者がスコアボードから消えた。
４月１０日のダイエー戦（福岡）以来、今季２度目の途中交代。スタンドからは大きなどよめきが起こった。

二回の第一打席。１ボールから３回のフルスイングで空振り三振。その際、過去３度手術を行っている古傷の左手首に違和感が走った。
「バットを握る力が入らないと言ってきました。重症じゃないと思う。あしたは練習をするでしょうけど、出場は様子を見てから」と、アイシング治療を施した藤井トレーナー。

原因は１１日の日本ハム戦（東京Ｄ）。一塁走者の中村が吉岡の左中間打に激走で生還。
ホームへスライディングした際、左手首を痛めていた。この日はフリー打撃もこなし、本人も「やります」と言い切ってのスタメン出場だったが、やはり状態は悪かった。

「ノリが（痛いと）いうんだからよっぽど痛いんやろうなと思うよ」
痛みなどには弱音を吐かない男のリタイアに梨田監督は神妙な面持ち。

中村は病院には向かわず、試合途中の午後８時１５分、球場を後にした。
「きょうはノーコメント」。そう言って車を自宅に走らせた主砲。
もし左手首に爆弾を抱えるとなれば、行使確実と目される今オフのＦＡに影響を与えかねない。
獲得を目指していると噂されるセ・リーグの複数球団にとっても、気が気でないはずだ。

2002年9月14日（土） 11時22分
https://web.archive.org/web/20020915104740/http://sports.yahoo.co.jp/baseball/headlines/fuj/20020914/spo/10300400_sks_00000010.html