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藤田監督「ちょっと腕を下げて投げてごらん」
- 1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:17:50.99 ID:WEk1FBO/0.net
- 運命を変える天の声だった。1983年初夏。
巨人2軍の練習場でもあった多摩川グラウンドのブルペンで、ピッチングをしている斎藤の背筋がピンと伸びた。
私服姿の藤田監督が向かってくるではないか。しばらく後方で見ていたかと思うと一言。
「ちょっと腕を下げて投げてごらん」。
前年のドラフト1位で埼玉・市川口から入団したオーバースローの新人右腕は、言われるまま腕を下げて投げた。
リリースポイントはスリークオーターとサイドの間くらい。するとカーブが大きく曲がる。
投げるうち藤田が声をかけてきた。「お前の腰の使い方は横からの方が向いている。しばらくは横から投げてみろ」。
このアドバイスが斎藤の野球人生を大きく変え、大記録につながっていくとは自身も周囲も思っていなかった。
- 2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:18:40.95 ID:WEk1FBO/0.net
- 「あの一言がなかったら、今の自分はあったかどうか…」。
7月のある日の試合前。若手選手に穏やかな視線を送りながら斎藤は33年前を振り返った。
「今だったら高校生はじっくり育てるから、いきなりフォームを変えるなんてありえない。時代が違うよ」。
昨オフ2軍監督に就任し、若手を育てる立場になったからこそ、
藤田の慧(けい)眼のすごさが分かる。一方で今も残る疑問がある。
「1軍監督の藤田さんが、わざわざ多摩川まで来て自分の練習を見に来た理由が分からない。誰が、藤田さんを呼んだのか」
- 3 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:19:22.23 ID:acU4+cOid.net
- 瞬間湯沸かし器の模様
- 4 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:19:23.87 ID:fyT0N3DT0.net
- さいてょすげえ
- 5 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:19:27.03 ID:GMJaxRlC0.net
- そして大量虐殺される珍ちゃん
- 6 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:19:29.12 ID:WEk1FBO/0.net
- その仕掛け人は2軍守備走塁コーチの須藤豊だった。
野手としての評価も高く、投手、野手両方の練習を課せられていた斎藤を正遊撃手・河埜和正の後継者にと考えていた。須藤は言う。
コンバートは1軍監督の許可が必要。藤田が斎藤の投手続行を無理とみれば、野手に転向させられる。
須藤はその判断をあおごうと後楽園での試合前、多摩川での視察を依頼した。
- 7 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:20:06.74 ID:WEk1FBO/0.net
- ところが、須藤の思惑は外れた。藤田の見立ては投手だった。
「藤田さんのアドバイスでとたんにカーブがよくなって、これはまずいと(笑い)。
若いのだから投手でやらせてみたらと言われてね。野手にしていたら2000安打はいけたよ」
描いていた原・斎藤の大型三遊間というプランは夢と消えた。
「どうしても投手をやりたかったから、フォームを変えることに何のこだわりもなかった」と斎藤。
一歩間違えれば選手生命を左右しかねないフォーム改造。藤田の一言に斎藤はかけた。(秋本 正己)=敬称略、肩書は当時=
http://www.hochi.co.jp/giants/20160717-OHT1T50060.html
- 8 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:20:26.11 ID:rgta+48Da.net
- 長嶋より藤田の方が好きやったわ
- 9 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/07/18(月) 15:20:59.86 ID:2X6wxsTE0.net
- 大田も腕を下げてみたらどうや?
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