インドの男性、１０３歳で初の投票

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

【クーチビハール（インド）ＡＦＰ＝時事】インド東部西ベンガル州の村で５日、州議会選の投票が行われ、１０３歳の男性が人生初の一票を投じた。
村は最近までバングラデシュの飛び地で、両国が昨年、国境画定で正式に合意するまで、複雑な領土問題を背景に、住民は政治参加の道が閉ざされていた。
　
昨年の合意で、バングラデシュとインドは計１６２カ所の飛び地を交換。
これにより計５万人以上の飛び地住民が、１９４７年にインドと当時パキスタンの一部だったバングラデシュの分離独立後初めて、教育や医療など市民権に基づくサービスを受けられるようになった。
　
投票を済ませた男性は、孫を通じてＡＦＰ通信の取材に「初めて投票ができてとても幸せだ」とコメント。「村に何か変化が起こるようにと願って投票した。病院ができるといいかな」と希望を語った。（2016/05/06-06:33）