じゃんけんおじさん、小学生にモテモテ

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

長崎県内の多くの小中学校で６日、１学期の始業式があり、子どもたちの新たな１年がスタートした。
教師や親たちだけではなく、地域住民の中にも子どもたちの成長を支える人がいる。長崎市立伊良林小学校では、１０年以上、「じゃんけんおじさん」が子どもたちを見守っている。

「おはよー」。６日、同校の校門で、校区の同市矢の平２丁目に住む田中安次郎さん（７３）が登校する子どもたちを大きな声で出迎えていた。
田中さんの姿を見ると「じゃんけんおじさーん」と駆け寄ってくる子も。すると、「最初はグー、じゃんけんぽん」とじゃんけんが始まる。子どもたちが勝つまで続ける。「勝って気持ち良く『よし、がんばるぞ』と思ってほしい」

じゃんけんだけではなく、握手やタッチをし、「がんばれよ」「いいことあるといいな」と声をかける。学校前の掃除もしている。これが田中さんの日課だ。「これをしないと一日が始まりません」という。

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