由伸監督、Ｄ１コンビらを５時間見てるだけ

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

表情を緩めることなく、約５時間、高橋監督が動いた。木の花（このはな）ドームでのキャンプ初日。
サンマリンスタジアムや２軍球場など、屋外の各施設を利用する好天時とは異なり、昼食を含む全メニューをドーム内で消化。それだけにランチを取ることは十分可能だったが、高橋監督は足を動かし続けた。
「ご飯を食べていない？　そうですね。ちょっと見ることがいっぱいあってね」
気配りも欠かさなかった。Ｄ１位・桜井（立命大）のブルペンでの投球。１９９８年に慶大出の即戦力として大注目された自身の経験を生かした。
捕手後方から見守らず、あえて遠くから視線を送った。「本当は近くで見ようかと思ったけど、ペースを狂わせたくないなと」と配慮を見せた。
指揮官が喜んだのは、高卒２年目、岡本の力強い打撃だ。ケージ後ろで見守り「本人も自覚があるでしょうし、レギュラーを取ってやろうという意気込みもある。そういうのは伝わってきた」と目尻を下げた。
「みんな昨年の悔しさもあると思うし、今年にかける意気込みも伝わってくる。始まったばかりですけど、このままけがなくいけばいい」
坂本らを指導した松井臨時コーチとは対照的に、高橋監督は桜井、岡本ら「由伸チルドレン」となる若手のアピールを優しく見守る「静」のスタート。
新生ジャイアンツをじっくり作り上げる。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20160202/gia16020205050002-n1.html
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