陳金鋒、引退

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

（台北 7日中央社）台湾初のメジャーリーガーで、長年にわたって台湾代表「不動の4番打者」として活躍した台湾プロ野球、ラミゴの陳金鋒外野手（38）が6日、出演したテレビ番組で今季限りで引退すると発表した。

1977年生まれの陳は、国際大会での活躍をきっかけとして1999年にドジャースとマイナー契約、2002年にメジャーデビューを果たし、台湾初の大リーガーとなった。その後は守備力が不安視されることもあり、昇格、降格を繰り返して2005年にドジャースを退団。

翌2006年には史上最高額（当時）となる年棒1000万台湾元（約3540万円）でラミゴの前身、ラニューに入団。1年目は81打点で打点王を獲得、球団初の年間優勝に大きく貢献した。

続く2007年は打率.382をマークし、首位打者に輝いた。近年は出場機会が減っていたが精神的リーダーであり続け、チームは2012年、2014年、2015年にも年間王者を決める台湾シリーズを制している。後輩選手からは引退を惜しむ声が相次いでいる。

歴史的なメジャー出場と台湾球界での輝かしい実績のほか、国際大会で見せた勝負強さも陳の魅力の一つ。2004年のアテネ五輪で上原浩治から、2007年の北京五輪予選でダルビッシュ有から放った本塁打は今でも語り草になっている。
「記録」と「記憶」の両方に残る強打者。現役最後のシーズンの目標は球団初の3連覇だと意気込みを見せている。
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201601070012.aspx