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若い巨人選手に足りない貪欲さ

1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2015/11/13(金) 18:23:50.63 ID:e4jrFj6q0.net
10月4日、巨人のレギュラーシーズン最終戦、対ヤクルト(東京ドーム)。巨人・川相ヘッドコーチ(現3軍監督)は自軍の試合前練習が終わると、ヤクルトの練習をジッと見つめていた。

 「おっ、きょうから田中浩康がきたんだね。雄平はちょっと打球が詰まっているな…」

 一塁側ベンチでコーヒーをすすりながら、相手を冷静に分析していた。だが、そこに川相ヘッドと記者の私以外、選手は誰ひとりいない。少し、寂しい光景だった。

 小柄な体で、巨人の遊撃を任された現役時代の川相コーチは、相手から学ぶことを日課としていた。

 「俺たちの若いころは大洋の山下(大輔)さんとか、阪神の平田(勝男)さんとかだったな。どんな守備位置をとっているんだろうとか、どんなスタートを切るんだろうとか。練習中も試合中も相手を見ていたね。特に守備は参考にさせてもらった」

2 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2015/11/13(金) 18:24:21.57 ID:e4jrFj6q0.net
こうした巨人ナインの貪欲さは以前までよく見られた光景だった。例えば、日本ハムに移籍した矢野は、自分の準備が終わると、ベンチに現れ、相手の打撃練習をみながら、参考になるような練習法やタイミングの取り方などをジッと見つめていた。走塁のスペシャリスト、ベテランの鈴木は現在でもグラウンドの状態や天気の移り変わりを確かめている。それはベンチ裏ではできない行動だ。

 通常、午後6時試合開始のナイターの場合、ホームの巨人は午後4時に練習を終えると、2時間の間で軽食、相手のデータ分析、マッサージや試合前のウオーミングアップなどを行う。もちろん、試合でベストを尽くすために個々のルーチンもあるだろう。だが、特に吸収力があるはずの若い選手たちは、わずかな時間でも相手の練習法や技術を学ぶ姿勢を持つことが、自身の財産となるはずだ。

 「シーズンも終盤だから、相手のことは十分、分かっているだろうからね。それでも…」。川相コーチは言葉を飲み込んだ。試合前にヘラヘラと敵にあいさつをする時間があるのならば、自分のために時間を費やすべきだと、私は考える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151113-00000519-sanspo-base

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