入国管理局、テロリスト顔写真収集　五輪へDB化

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

テロリストらの入国防止対策の一環として、法務省入国管理局が、テロリストとその関係者や協力者に特化した顔写真データベース（ＤＢ）を作成し、来日外国人の入国審査時に撮影する顔写真と照合するシステムを導入する方針を決めた。
全国の空港と港で来年度中の運用開始を目指す。入国審査システムの改修費など計約６億７０００万円を来年度予算の概算要求に盛り込む。

２０２０年の東京五輪・パラリンピックに向け、不審外国人の入国情報を一元的に収集・分析するために１０月に発足させる「出入国管理インテリジェンス・センター」が、国内外の関係機関などに協力を要請し、データベース作成を進める。

現在は米同時多発テロ（０１年）などを受け、（１）在日韓国・朝鮮人などの特別永住者（２）外交・公用での来日（３）政府の招待者（４）１６歳未満??以外の来日外国人について、両手の人さし指の指紋採取と顔写真撮影が義務化されている。

取得したデータは（１）警察庁から提供される国際手配者や指名手配者（２）入管局が保有する過去に退去強制となった外国人??の指紋や顔写真が保管されたブラックリスト（ＢＬ）と照合されるが、
ＢＬには海外で活動しているテロリストらが網羅されているわけではない。このため、テロリストらに特化した顔写真だけの新たなデータベースを作成することを決めた。

収集する写真には不鮮明なものも多いことが想定されるといい、入管局の担当者は「専門スタッフの目によるチェックも併用する」としている。

入国管理局、テロリスト顔写真収集 五輪へDB化

入国管理局、テロリスト顔写真収集　五輪へDB化