芸術家マットさん松戸の噂を集めてマップを作る予定

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

創作活動「素材」は松戸　芸術家・マットさんとアレクサンドラさん

米国出身の映像作家マット・シェリダンさん（４４）と、ポーランド出身の現代美術家アレクサンドラ・ヴァワシェクさん（２７）が松戸市に滞在して、街を「素材」に二カ月間の創作活動に取り組んでいる。
松戸駅周辺の自治会・町会でつくる「松戸まちづくり会議」による芸術を生かした街づくりの一環。外国人芸術家が長期滞在して創作をする取り組みは、昨年に続き二度目。今回は世界六十五カ国から二百五十三件の応募があった。
マットさんは十五日、アレクサンドラさんは二十日にそれぞれ来日。松戸駅西口にあるビルの空き室を活用した滞在制作拠点「パラダイス・エア」で過ごしながら、住民とも交流し、創作活動をする。来年二月十一日に成果を披露する。
同会議が今回提案した創作テーマは「現在地」。マットさんは、街の屋内外の投影する場所に応じたアニメーションの創作と投影に取り組む。アレクサンドラさんは松戸のうわさや神話を集め、住民や街の写真を撮り、ネットで見られるマップなどを作る予定。
二十三日に二人の自己紹介イベントがあり、マットさんは「シャイな松戸の人たちの内面にエネルギーを感じた」、アレクサンドラさんは「松戸の街の色や建物の構造、人と人のつながりに興味を持った」などと異郷での創作活動を楽しんでいた。
同会議は滞在期間の毎週木曜（一月一日除く）に二人と交流してもらおうと、西口の小さな倉庫を交流スペース「パラダイス・サロン」としてオープンさせている。　（飯田克志）

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20141225/CK2014122502000146.html