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さいてょ「まー君さん…まー君さん…」ギコギコギコ
- 1 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2014/08/11(月) 16:08:07.84 ID:Y6pKHY8U.net
- 僕は左手でノコギリを構え、左肘の内側にあてがった。
待ってて、まー君さん。僕の祈りでまー君さんを故障から助けるから。大きく深呼吸をして、ノコギリを引く。
歯を食いしばる。引く。血飛沫が飛ぶ。この程度なんでもない。まー君さんはもっと辛いんだ。
引く。赤。引く。赤。轢く。赤。挽く。赤。赤赤赤。
だんだん楽しくなってくる。ギコギコギコギコ。 もう少しだよまー君さん。ギコギコギコギコギコギコ。
ドスン!と想像以上に重たい音を立てて左腕が落ちる。 やったよまー君さん。この腕は君の為に。
僕は切断した小林誠司の左腕を拾い、まー君さんの右肘の切断面にあてがった。
…駄目だ、逆の腕だった。
しかし、諦め掛けたその瞬間、小林の左肘が意思を持っているかのようにまー君さんに着こうとしてるではないか。
──── ついに僕の祈りは届いたんだ。これで僕の役目も終わり。青山に土地を買おう。
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