●ソダシはダート走れおじさん「ソダシはダート走れ」

風吹けば名無し

白毛のアイドルホース、ソダシ（牝３歳、栗東・須貝尚介調教師、父クロフネ）がチャンピオンズＣ・Ｇ１（１２月５日、中京・ダート１８００メートル）でダートに初挑戦することが１１月１０日、決まった。鞍上は引き続き、吉田隼人騎手。管理する須貝調教師が明らかにした。

　同馬は昨年７月のデビューから芝に使われ、昨年の阪神ＪＦ、今年の桜花賞とＧ１２勝を含む６勝をマーク。しかし、母のブチコはダートで４勝を挙げており、以前から砂適性に関しては注目を集めていた。「距離の１８００メートルはちょうどいいし、今後を見据えて、選択肢が広がれば。古馬の牡馬相手では斤量差があるし、血統背景も（ダート向きだと）物語っていますからね。この辺で一度試してもいいかなと考えました」と須貝調教師は説明した。

　現在は秋華賞で１０着に敗れた後、１１月５日に栗東へ帰厩。この日は滋賀県・栗東トレーニングセンターのＣＷコースでメガゴールド（３歳１勝クラス）を外から大きく追走し、半馬身先着した。「持ったままだったし、こんなものでいいんじゃないでしょうか。これぐらいから少し息を作っていかないといけないので」とトレーナー。新たな戦いへ向け、徐々に態勢を整えていく。