医者「5つ子出産は危険だから3人減らそう」妊婦「そうします」→1人も出産できず病院提訴

風吹けば名無し

不妊治療で五つ子を妊娠して“胎児の数を減らす減胎手術”を受けた結果、１人も出産出来なかったとして、
大阪府内の女性らが病院に慰謝料などを求めた裁判で、大阪高裁は訴えの一部を認める判決を言い渡しました。

訴状によりますと、大阪府内に住む女性は２０１５年に府内の産婦人科医院で不妊治療をして五つ子を妊娠しました。
母体にリスクがあったため、胎児の数を減らす減胎手術を２度受け、胎児を５人から２人に減らしました。しかし、その結果２人とも流産したということです。
女性は『医師の手術に問題があった』として病院側に慰謝料など求めましたが、一審の大阪地裁は訴えを退けました。

１２月１７日の判決で、大阪高裁は“減胎手術を研究する医師らが作るガイドライン”と比較し、
「断面積が６倍以上ある太さの針を使用したことや、数十回に及ぶ注射の回数などについて、合理性が見いだせない」として、
病院側に対して５５万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。