チノちゃん「やっと自分の店の開店資金が貯まりました！これで夢のカフェオーナーですよ！！」

風吹けば名無し

新聞に折り込まれた広告を見ると近所に出来たカフェのオープン記念のチラシが入っていた。

そのチラシには「開店記念、こだわりのコーヒーを無料サービス」の文字が！

コーヒーが大好きだったワイは、タダでコーヒーが飲めるのかとワクワクしながら拙者と一緒にカフェの前まで行ったがカフェの近くまで来た時に目にした光景は
閑散とした客が誰一人としていない店頭で一生懸命呼び込みをしながら市販のコーヒー粉を小さな紙コップに入れお湯を注ぎつづけるカフェの女の子・・・

あまりにも寂しい雰囲気だったので「コーヒー下さい」と店の前まで行く勇気が湧かず拙者と一緒に遠巻きにカフェを見て、そのままスタバで一杯飲んで帰宅した。

それから月日は経ちカフェは遊郭になった。