【朗報】巨人阿部、小林誠の為に「アベノート」執筆中

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

巨人・阿部慎之助捕手（３７）が１１日、来年１月にグアムで自主トレーニングを行う小林誠司捕手（２７）に、自らの捕手論を書き記した「アベノート」を授けることを明かした。１０歳下の正捕手候補、小林のため、阿部が世界に一つだけの「アベノート」を書き上げる。
「『キャッチャーとは』と自分で思うこと。１人だから、あの空間の中で考えられる。これ大事だなとか、教えた方がいいなってこと。必要だと思ったことだけ、メモしてくれたらいい」
２０００安打まで８３本に迫る中、来季はコンディションを考慮して一塁手に専念する。そんな阿部の最近の日課が、後継者のための執筆作業。東京ドームでの練習後、Ａ４用紙とペンを施設内のサウナに持ち込み、ペンを走らせている。
気になる中身は、経験に基づいた“金言集”だという。「キャッチャーとは目配り、気配り、思いやり」に始まり、投手の力を信じる一方で主導権はしっかり握ることを説く「ピッチャーのことは信頼しても信用するな」、
さらに「キャンプでは全投手の球を受けろ」など、数々の心構え、哲学が綴られている。まさに、多くの名選手を育てた野村克也氏（８１）＝サンケイスポーツ専属評論家＝の「ノムラノート」ならぬ「アベノート」といえる内容だ。
１１月下旬に行われた捕手会で小林から自主トレ同行を直訴されたことが、きっかけになった。昨年は単身、グアムで自主トレを行ったが、「巨人が強くあってほしいから」と自身の後釜として期待されながら伸び悩む小林との共闘を受け入れた。
グアムで寝食をともにし、７度のリーグ優勝、３度の日本一に導いた“捕手道”を惜しみなく伝授する。
「優勝したら評価されるのがキャッチャー。あいつから言ってきたので、そういうキャッチャーにならせてあげたい」。Ｖ奪回に不可欠な正捕手の成長。百戦錬磨の経験が、小林を飛躍させる。　（谷川直之）
http://www.sanspo.com/baseball/news/20161212/gia16121205030003-n1.html