燕・由規、７・９中日戦先発決定！小川は腰の張りで登録抹消

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

　ヤクルトの育成選手、由規投手（２６）が７月９日の中日戦（神宮）で先発することが２７日、分かった。
右肩手術を乗り越え、支配下登録を経て、２０１１年９月３日の巨人戦（神宮）以来、１７７１日ぶりの１軍マウンドへ向かう。
この日、ローガン・オンドルセク投手（３１）が謹慎処分で、エース・小川泰弘投手（２６）は腰の張りのため出場選手登録を抹消。由規が、苦境の燕を救う。

　地獄を見た右腕が、反撃ののろしを上げる。右肩手術を乗り越えた由規が、７月９日の中日戦（神宮）で先発することが判明した。
１軍登板は２０１１年９月３日の巨人戦（神宮）で白星を挙げて以来、実に１７７１日ぶりとなる。

　「実感がわきました。１軍登板へ、緊張感を持って準備したい」

　今月２４日に２軍の戸田球場で小川シニアディレクターから、支配下選手登録する意向を通達された由規は感謝感激。
当初、１軍登板は球宴後の予定だったが、右肩の状態が良好なことから、早期復帰が内定した。

　中日とは過去９試合に登板し、４勝０敗、防御率１・８１と相性がいい。
支配下選手登録されるのは７月５日の予定で、その日から１軍練習に合流し、背番号は「１２１」から変更し、慣れ親しんだ「１１」のユニホームに袖を通す。

　由規は１１年９月に右肩の痛みを訴え、１３年４月にクリーニング手術を受けた。
育成選手となった今季は背水の陣の思いで踏み出し、“最終試験”となった今月２２日のイースタン・リーグ、巨人戦では５回を投げ、８三振を奪うなど２失点（自責点０）。
視察した真中監督は「直球も変化球も思い通りに投げられている。十分、１軍で通用する」と期待を寄せた。

　チームは守護神オンドルセクが無期限の謹慎処分を受け、揚げ句にエース・小川が腰の張りのため出場選手登録を外れた。
投手陣に暗雲が垂れ込めるが、朗報もある。由規の復帰に加え、４月に右肘のクリーニング手術を受けた館山の１軍復帰も７月上旬に早まる見込みだ。

　昨季は、７月に３度の右肘靱帯（じんたい）再建手術を乗り越えた館山が復活登板。
ここからチームが上昇気流に乗り、１４年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた。

　３連勝のチームは借金８で、２８日は首位・広島（三次）と対戦。リーグ２連覇へ、あきらめない－。
逆境を乗り越えてきた男たちの不屈の思いを起爆剤に、燕が最下位からＶ字回復する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000502-sanspo-base