ビシエド、4戦11タコ「もう少し待ってくださいね」

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

　練習試合（２４日、巨人６－１中日、沖縄・那覇）中日が２４日、巨人との練習試合（那覇）を行い、１－６と大敗した。
期待の新外国人、ダヤン・ビシエド外野手（２６）＝前ホワイトソックス３Ａ＝は「４番・ＤＨ」で先発したが２打数無安打。
年俸１億７０００万円の高額助っ人の不振が、プロ野球チーム対外試合４戦全敗の原因にもなっている。
　期待が大きいだけに、竜党のため息が大きくなる。メジャー通算６６本塁打のビシエドが、二回の第１打席は一飛。四回一死では変化球をひっかけ、二ゴロに倒れた。打球が外野に飛ばず、２打数無安打で交代した。
　「日本のピッチャーはいい。今は自分の準備をもっとしないといけない」
　本人は猛省したが、好打者ルナ（広島）を斬って獲得した４番候補は、練習試合２試合を含むプロ野球チームとの４試合で１１打数無安打。しかも、打球がすべて外野に飛んでいない。いくら調整期間とはいえ、心配が募ってくる。
　谷繁監督は「まだ、みなさん、２月ですよ。徐々に状態を上げていってくれればいいです」と、つとめて平静を装った。
　たしかに、キャンプでの初のフリー打撃では６連発、１３日の韓国・ＫＩＡとの練習試合（北谷）では逆風をついての本塁打と、ポテンシャルは高いものを持っている。
　ただ、１年目の助っ人としては中日では破格の１億７０００万円を出して獲得した人材だ。大砲不在の谷繁竜の４番は、ビシエドしかいない。それだけに、この時期でもせめて外野に打球を飛ばしてほしいのが、ファンの願いだろう。
　「もう少し待ってくださいね」
　練習熱心でまじめな助っ人は、申し訳なさそうに苦笑い。３月２５日の開幕まであと１カ月。開幕カード（京セラＤ）は、昨年３連敗を喫した阪神。借りを返すためにも、大砲のお目覚めが待たれる。

ビシエド、4戦11タコ 「もう少し待ってくださいね」

ビシエド、4戦11タコ「もう少し待ってくださいね」