銀次が連日取り組む“オレ流”ユニーク特訓とは

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

楽天キャンプは１１日、久米島での最後の練習に励んだ。そんな中、プロ１１年目の銀次内野手（２７）が連日ユニークな練習を行っている。

　室内練習場の端にポケットつきのネットを置き、約５０メートル離れた位置から打球が１０球入るまでスイングし続けるというのがその内容。ネットの近くにはカゴを置き、そこに入るとノルマ１球を追加という“バンカー”もある。

　一見遊んでいるようにも見えるこの練習、実際には相当なバットコントロールが必要。米村コーチの提案で４年前から実施している。
「まっすぐ飛ばすためには下半身の力がいるので、それを鍛えている。朝１０球と夕方１０球、多いときだと３０球。２００球くらい打ちますね」（銀次）。２０１３年から３年連続で打率３割超えをキープしている天才的な打撃センスは、こんな方法で磨かれていたのだ。

　バットコントロールといえば現役時代の落合博満（現中日ＧＭ）が「そこにいたら当てるぞ」と宣言した後、１球でカメラのレンズに直撃させたという逸話が有名。
銀次は「本当にそんなことができるのかわからないけど、目指すところは…そうですね」と“オレ流”を手本にしており、打撃練習でも「打球の感触がにぶる」と落合同様、手袋をつけず素手でバットを握る。

　今季は新加入の栗原や助っ人外国人など内野のライバルも増えるが、一撃必殺のバットさばきで首位打者を狙い撃つ。