日ハム・今成スカウト、ドラ8太田に「血が騒いだ」

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

・日本ハムにドラフト８巡目で指名された太田賢吾内野手（川越工）を一目見て、今成スカウトは一目惚れした。
２年の秋の埼玉県大会、目当ての選手がいたわけではないが今成スカウトはふらっと試合を見学した。
「見つけたんだよ。上背があって、捕球動作などの身のこなしがいい。全体的な実力派足りないが、３年になったらどうなるか。他球団もまったくマークしていなかったね。」
・「目を見張ったのは送球の正確さ。打撃はプロ入り後でも何とかなるが、スローイングは難があると厳しい。そこで苦しんだ選手を何人も知っている。昨春の県大会にこっそり観戦したが、送球は相変わらず安定していた。
肩も強いし足も速い。全体的な身体能力の高さも見て取れたね。不安はまったくなかった。ベテランスカウトの血が騒いだよ。」
・昨春の段階で太田に注目していたのは日本ハム今成スカウトだけ。他球団に知られたくないと思いいろんな手を使った。
例えば、昨夏の県大会ではドラフト注目選手が出場する次の試合に川越工が試合だった。他球団のスカウトもまだたくさん残っていたため、「他の球場でいい試合がやっているよ」と言って全員別会場へ移動させた。どうしても見られたくなかった。
・スカウト会議で「よそ（の球団）が絶対に知らないから、何位でもいいから獲ってくれ」とアピールした。
彼がプロ志望届けを提出した時に何球団かが川越工に問い合わせがあったそうだ。でも、一度も視察していないのに指名することはまずない。
「将来的には巨人の坂本のような選手になれば。早くプロの環境になれて、潜在能力を開花させてほしいね」。