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選手会がロッテに抗議 球団が査定を一律30%ダウンから始めると選手に説明

483 :風吹けば名無し:2021/12/05(日) 20:37:08.78 ID:Hh3BNFXV0.net
中日は昔やってたらしい

ドラゴンズは12球団でも1、2を争うほど羽振りがいいことで知られていた。
時の首相・池田勇人が、かの有名な「所得倍増計画」を打ち出すなど高度経済成長の真っ只中にあって、
新聞産業の絶好調が背景にあったのは言うまでもない。

しかし'64年、球団創設以来初の最下位に沈んだことで球団関係者や親会社の間から
「恵まれすぎて、甘やかされているから最下位に落ち込んだのだ」との意見が噴出。
そこで球団は全員一律に25%ダウンという線を定め、そこからタイトル獲得などの昇給項目があれば
ベースアップするという方針を打ち出した。
まだ査定を手計算で行っていた時代なので、一律ダウンのような個人成績を無視した
大雑把な提示がまかり通っていたのだ。これに噛み付いたのが意外にも寡黙で知られる高木守道だった。
「僕は昨年よりいい成績を残したのだから、絶対に承服しない」。ごもっともである。

1970年代この頃の球界では1千万円が一つの大台とされていた。
4千万円超のONコンビは別格として、3位に南海ホークスの野村克也(監督兼任)、
4位に阪神タイガースの村山実(監督兼任)が続いた。
20年ぶりのリーグ優勝を果たした'74年は異例の大盤振る舞いで、なんと在籍選手全員にアップを提示。
1千万プレーヤーも木俣、高木守に加えて星野仙一、谷沢健一、松本幸行と一気に増えた。
これにより年間の人件費は30%も膨らんだが、中川球団代表は「給料は優勝チームにふさわしいものにした」と胸を張った。

しかしその2年後、6年ぶりのBクラスに沈んだ'76年は一転して一律ダウンを提示。
年俸1千万以上は10%、9百万が9%、8百万が8%……という容赦ない裁定は、良くも悪くもチーム成績が連帯責任であることを物語っている。

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