●キセキノテイオー、能検合格で来月デビュー

風吹けば名無し

91年ダービーなどG1・4勝を挙げた名馬トウカイテイオー（13年8月没）の最後の産駒で、乗用馬から転向し異例の7歳で競走馬デビューを目指すキセキノテイオー（牡）が28日、ホッカイドウ競馬の門別競馬場で行われた2度目の競走能力・発走調教検査（能検）を受検し、合格した。

不合格となった1回目（15日）と同じく石川倭騎手が騎乗。5頭立て最下位での入線となったが、1回目から1秒5タイムを短縮。1000メートル1分8秒6（制限タイム1分9秒0）で走り、デビューへの切符を手にした。石川騎手は「前回よりスタートも良くなり、競走馬らしい前向きさも出てきましたね」と評価していた。初出走は7月末を予定している。