林修先生のプホルスに対するコメントw w w w w w w w w w w w

風吹けば名無し

2011-09-30日

今季は開幕から不振が続き、途中骨折もあってデビュー以来１０年続いていた３割・１００打点・３０HRという空前絶後の記録は早くから絶望視されていました。
ところが、９月に入って驚異的な追い上げを見せ、最終戦の開始前で、ホームランは楽に３０本をクリアする、トップに１差の３７本、打率は.300ちょうど、打点は９８だったのです。
日本のマスコミでは彼と同じ年にメジャーデビューしたイチローの１１年連続２００安打については大騒ぎしていましたが、僕個人としてはそちらにはあまり関心はなく、プーホールスの記録のほうに非常に興味がありました。

　そして運命の最終戦―。第１打席でタイムリーを放って、この時点で.301、打点９９。試合の方も彼の一打を含む連打で初回に５点を取って、早くも勝利を決定づけます。
この後彼がどう考えたのかはわかりませんが、でも一発を狙ったでしょうね。ホームランさえ打てば打点１００とホームラン王に手が届きます。
（結果的には３８本打っていたドジャースのM.ケンプが最終戦でも一発放って３９本としたのでタイトルには手が届かなかったのですが。）

　その後４打席ノーヒット……。結局打率.299、打点９９……。タラレバを言っても仕方ないのはわかっていますが、もしあと１本ヒットを打っていれば、
５７９打数１７４安打となって打率３割をクリアしていたのです。１０年続いていた偉大な記録がここで終焉を迎えました。

　いや、実はまだチャンスはあったのです。
カージナルスが８－０で大勝したとき、ライバルのブレーブスはフィリーズと同点で、延長にもつれ込んだのです！　
もし、ブレーブスが敗れれば、その瞬間にカージナルスのPS進出が決まります。
しかし、もしブレーブスが勝てばカージナルスとワンデイプレイオフになって、その１試合の成績はレギュラーシーズンのそれに組み込まれるのです。似たようなケースとしては、何年か前にモーノーだったか、
ホリデーだったか（どっちだっけ？）が１試合増えたおかげで打点王のタイトルに輝いたことがあったはずです。
https://ameblo.jp/itsuyaruka/entry-11033624984.html