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「ズルいだろ」亡母の2500万円…弟の取り分に中卒長男が激怒

179 :風吹けば名無し:2020/08/17(月) 13:07:09.39 ID:OIt1HrvU0.net
父親の義明ががんを患い亡くなったのは、今からちょうど10年前。東京の大手企業に勤めていた義明は、
都内に自宅を構え、那須高原に別荘を持っていた。

長男の一樹は、小さい頃から勉強が嫌いでやんちゃだった。地元の高校を卒業後、大学へ進学せず中堅の不動産会社に就職。
その後、職を転々として最終的に埼玉県の中小企業で定年退職を迎えた。

一方、弟の淳次は都内の一流大学を出て大手商社に入社。海外赴任も経験し、36歳のときに都内でマンションを購入。
父親が亡くなったのは、その商社で課長として働いている頃だった。

母さんが2分の1を相続するのはいいけど、残り2分の1を俺と淳次で分けるってことだよな?」
「うん。つまり、それぞれ4分の1ずつ受けとるってことだね。それでいいんじゃないかな」と淳次。
「ちょっと待てよ。なんでお前と俺が対等なんだ? 俺は長男だし、お前んちは金も家もあるんだから遺産なんかいらないだろ」
突然、乱暴なことを言い出した一樹に清子は慌てた。
「ちょっと一樹、何を言い出すの。あんただってお金も家もあるでしょ」
「はぁ、うちはオンボロだし、定年退職したから、これからは年金暮らしだよ。だいたい父さんも母さんも淳次には甘過ぎるんだよ。
いつだって俺ばっかり貧乏くじだよ!」
一樹は怒りを爆発させ、積年の恨みを一気に並べ立てた――。

「つまり、お兄さまは高卒で就職したのに、淳次さんは一流大学に入った上に、大手商社に就職できた。
自分だって大学に行かせてもらえれば、大企業に入って裕福な生活が送れたはずだと。これがお兄さまの主張ですね。
たしかに理不尽ですが、お兄さまの頭の中では、その考えが正当なんでしょうね」

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