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堺雅人「俺は半沢直樹の一発屋では終われない!仕事は厳選する!」→無事干される
- 618 :風吹けば名無し:2020/04/25(土) 16:57:08 ID:Yy2w0GpS0.net
- 以前、共同代理人の黛先生がこんなことを言っていたのを思い出します。この社会からいじめをなくしたい。この裁判をその1歩にするのだ。
私はあざ笑いました。不可能だと思ったからです。勅使河原先生は和彦君に、いじめに立ち向かうべきだったとおっしゃいました。果たして立ち向かえる
相手なのでしょうか。
そもそも、いじめの正体とは一体何でしょう。加害者生徒、教師、学校。いえ、そのどれもが本質ではありません。正体は、もっと恐ろしい物です。それは教室だけでなく、
職員室にも会社にも家庭にも、この国のあらゆる所に存在します。我々は常にまわりの顔色をうかがい、流れに乗る事を強いられる。多数派は常に正義であり、異を唱える者は排除される。
いじめの正体とは、「空気」です。特に右から左、左から右へと全員で移動するこの国では、空気と言う魔物の持つ力は強大です。
この敵の前では、法ですら無力かも知れません。全てを飲みこみ巨大化する恐ろしい怪物。立ち向かうどころか逃げる事さえ困難な相手です。
あるいは藤井先生も、いや、加害者である青山君たちでさえ、この怪物に飲みこまれた犠牲者なのでしょう。しかし今回、私は奇跡を見ました。
飲みこまれていた者たちが、怪物の腹を切り裂き、敢然と立ちあがったのです。和彦君、藤井先生、そして2年C組34名の生徒たち。どれほどの勇気が、
どれほどの覚悟が必要だったことでしょう。
しかし彼らは確かに目覚め、自分達の意思で空気を打ち破った。私は彼らの姿に希望を見、そして自らを恥じました。世界は常に前へ進んでいるのだと
気づかされたのです。
敢えて申し上げます。この世界からいじめを無くす事は出来ます。この裁判
をその第1歩にしましょう。終わります。
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