【悲報】学者「大虐殺や侵略戦争は条件次第では今の私たちも同じことをやりかねない。同類だから。」

風吹けば名無し

人類の負の歴史、たとえば人種差別や奴隷貿易や侵略戦争や大虐殺や植民地支配を目の当たりにした時に。
「俺たちそんなことやってねーよ」という反応が出てくるのは自然なことです。
やったのは過去のやつら、よその国のやつら、独裁政権、その他であって、自分たちはそんなことするわけない、と →

それらへの私の見解は、ある程度定まっています。
「同じホモ・サピエンスである以上、考えることは大して違わない。私たちも、条件次第では同じことをやりかねない」。
「異質な他者による奇行蛮行」としてではなく、「同類の者によるありうる現実のひとつ」と受け止める。他者への転嫁を許さない。→

もちろん、ポイントは「条件次第では」という点です。
人間は、何か危機的な状況に陥った時に、あるいはもしかしたら平時から、それらを再現する可能性のある生き物である。その状況を防ぐのが人間の知恵である。
「条件次第では手を染めうる私たち」という同類性で教えていくことを私はいつも考えます