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【悲報】NHK朝ドラ、主人公が強制労働の朝鮮人を助けて警察に追われた事実を隠蔽してしまう

1 :風吹けば名無し:2019/10/24(木) 02:31:11.79 ID:YaQ5oizta.net
そんな『スカーレット』だが、ひとつ気になるのが、戦争をめぐる日本の負の歴史をねぐっていることだ。第一話は、昭和22年(1947年)、子ども時代の主人公・喜美子が家族とともに、住み慣れた大阪から滋賀の信楽へ移り住むところから始まる。
借金を抱えた父親が借金取りから逃げツテを頼って信楽にたどり着いた、という導入なのだが、信楽にやってきた経緯が、ドラマの“モデル”となった人物のそれとまったく違うのだ。

 いや、単に異なるというだけではない。実は、その“モデル”の人物が信楽にやってきた経緯には、戦中、日本に強制的に動員された朝鮮人労働者を含む徴用工問題や、
朝鮮人差別の問題が絡んでいるのだが、なぜか『スカーレット』は、その事実をストーリーから完全にカットしているのである。


 どういうことか。まず、このドラマは、実在する信楽の陶芸家・神山清子氏を参考にしている。神山清子氏は日本における女性陶芸家のパイオニア的存在で、骨髄バンクの設立に尽力したことでも知られる。

 NHKの番組公式サイトでは、わざわざ〈『スカーレット』は、脚本家・水橋文美江さんのオリジナル作品でフィクションです。そのため、登場人物に特定のモデルは存在していません〉と記されているが、
NHKのPRサイトでは、番組統括が神山清子氏にインスパイアされて信楽で取材を重ねたと語っているし、「陶芸指導」としてクレジットもされている。ようするに、多くの朝ドラと同じく、実在の人物がモデルなのは明らかなのだ。

 そもそも、神山(旧姓・金場)清子氏は、『スカーレット』の主人公のように大阪出身ではなく、1936年、長崎の佐世保に生まれた。
その半生をたどった伝記『母さん 子守歌うたって 寸越窯・いのちの記録』(那須田稔、岸川悦子・著/ひくまの出版)によれば、一家は戦争末期に佐世保から滋賀県の日野へ向かい、敗戦後、信楽にたどり着いたという。同書から引用する。

〈九州の佐世保の炭鉱で働いていた父が、追われるようにして一家を連れてこの滋賀県の日野にやってきたのは、もうすぐ戦争が終わるという一九四四年の九月のことだった。
 その頃、九州の炭鉱には朝鮮から強制的に連れられて来ていた人々が大勢働かされていた。
 明治の末、日韓併合政策をおしすすめた日本は、長い間、朝鮮を領土として、朝鮮半島の人々を無理やり日本人にして、言葉も奪い、氏名までも日本風のものに変えさせた。
 そんな朝鮮の人々を、父はかばったり仲良く付き合ったりしていた。〉

 実際、戦前・戦中の日本は、植民地化した朝鮮半島から人々を連れてきて、各地の炭鉱や工場などの劣悪な環境下で労働を強いていた。
2015年、安倍首相の肝いりでユネスコの世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」に含まれている端島(通称、軍艦島)など、長崎県でも多数の朝鮮人が強制労働をさせられていたことは広く知られている。

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