ゲームスタッフ「このゲームも形になってきたな！」プロデューサー「ママ〜この声優たまんねぇ〜」

1 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:48:03.98 ID:jE4ulNnC0.net

プロデューサー「Aちゃんの声だけで抜けるわぁ…」

スタッフ(うわぁ来たよ…)

プロデューサー「ゲームの進行はどうだい？｣ｼｺｼｺ

スタッフ「現在ここまで進んでいます」

プロデューサー「導師である主人公が騎士のヒロインと共に旅をする物語…ふんふん…」

プロデューサー「このヒロインの声優誰？」

スタッフ「Aさんですね」

プロデューサー(ママ〜）

プロデューサー「このゲームなんか凄いんだよね…王道すぎるというか…逆にひねりがあるよねぇ…」

スタッフ「うわぁ…」(そうですか…)

プロデューサー「そうだ！別のモブヒロインを登場させてこのヒロインをカッコよく登場させようよ！」

プロデューサー「別のヒロインの声優はMちゃんね！これは面白くなるぞ！」

2 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:48:44.01 ID:jE4ulNnC0.net

スタッフ「で、でももうヒロインと主人公は公開してますし！物語も殆ど出来上がってますよ！」

プロデューサー「いやいや…まだ絵とか公開しただけでしょ？」

スタッフ「色んなメディアにコンビで宣伝してますし！」

プロデューサー「モブヒロインがいないとは書いてないだろ」

プロデューサー「モブヒロインは工事現場で働く仕事出来たとかなんか理由つけて途中退場にしてそのシナリオの続きを真ヒロインにやらせりゃいいよ」

スタッフ「ゲーム内での装備品ももう沢山用意してます！」

プロデューサー「それはそのままでもいいんじゃないもうさ」

プロデューサー「Aちゃん全面に押し出そうよ〜｣ﾄﾞﾋﾟｭﾋﾟｭ

3 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:49:27.48 ID:jE4ulNnC0.net

スタッフ(こんなのおかしいって…シナリオとかも書き直しだぞ…こんな馬鹿Pの好きにさせてたまるか…) 

スタッフ「フィギュアも主人公とヒロインの製作が決定してます！モブヒロインだか何だか知らないですけど突然入れられても困りますよ！」 

プロデューサー「フィギュアは別に出せばいいだろ、キャラのフィギュアが2体出るってだけでモブヒロインがどうとか関係無いし」 

プロデューサー「まあ見た目とか可愛いから人気も出るだろうし、客引きに最大限利用してあげてよモブヒロインちゃんをさ」 

プロデューサー「売れりゃあ文句ないっしょ？それより真ヒロイン合流してからのストーリーを考えようよ！」 

プロデューサー「槍も使える主人公が前いたから真ヒロインもそれで行こうよ！かっこいいし絶対人気出るって！」 

スタッフ「あの…このシリーズは主人公とヒロインの仲が魅力の一つでもあるはずですよね、それを最初じゃなくて途中から出しちゃうって詐欺みたいな事になりませんか？」 

プロデューサー「それもそうだな…」

4 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:50:12.16 ID:jE4ulNnC0.net

プロデューサー「ストーリーは元のストーリーを基礎にしてモブの登場と退場入れてそこから真ヒロインの魅力を前面に出しつつ熱いシナリオにすれば完璧だぁ…」(勃起) 

スタッフ「でもそんな雑な登場と退場したら設定に矛盾が出たりストーリーがおかしくなっちゃいますよ！！」 

プロデューサー「このシリーズのストーリーを気にしてる奴もいるか…」 

プロデューサー「シナリオは徐々に作り変えながらゲームの中身を完成に近づければ期限も間に合うでしょ」 

プロデューサー「モブヒロインには客寄せとして仲間と共に宣伝頑張ってもらってみんなのハートを鷲掴みにしたところでAちゃんの真ヒロイン王道ルートで大盛り上がりだ！」 

プロデューサー「さっそくAちゃんとMちゃんと交渉しよう！｣ｼｺｼｺ

5 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:50:58.64 ID:jE4ulNnC0.net

声優Aさん「あー！まさか私がヒロインやらせてもらえるだなんて！嬉しいなぁ…頑張るぞ！！」 

スタッフ「Aさん？ちょっといいかな…」 

……… 

声優Aさん「えっ…逆に凄い王道ヒロインルートで申し訳ないけどこのまま真ヒロインで行く？」 

スタッフ「本当に申し訳ないです…あのまだ内緒なんですけど…モブヒロインも登場する予定ですので…」 

Aさん「分かりました！ありがとうございます！」

6 ：風吹けば名無し：2019/07/15(月) 18:51:34.22 ID:jE4ulNnC0.net

Aさん(私のキャラがポスターになってる…ははっ！) 

Aさん「雑誌の表紙にもなってる！」 

Aさん「主人公とヒロインのセット出演ここまで多くやってる作品もないよなぁ！」 

Aさん「あっ…私は真ヒロインだっけ！」 

Aさん「真ヒロインだから発売前の特別アニメ化で私のキャラと主人公の物語やってるんだ！」 

Aさん「はぁ…」恍惚