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【悲報】日本のスマブラトッププレイヤーさん、バンジョーとカズーイを知らないwwxwwxwwwxww

598 :風吹けば名無し:2019/06/12(水) 14:04:44.53 ID:LLwW+dJOa.net
あばだんごは今日も絶頂した。KVOxTSB2018のアーカイブ、abadango駆るベヨネッタがkomorikiriクラウドに勝利する瞬間を視聴しながら。
裏垢発覚以来、あばだんごには性欲というものがなかなか湧かなかった。それはこもりきりに対する嫉妬と復讐心のせいで余計な感情が押し殺されているから。
あばだんごはそう考えていた。そのため彼は夜な夜なこもりきりが負ける瞬間を鑑賞し、自らの征服欲を満たすことで絶頂に至っていた。
KVOでの華々しい圧勝は、最近ではお気に入りの一つだった。「次はミスタケに煽り倒されるのを見ながら抜くか...」
次の動画に手をかけた時、スマホに着信がかかってきた。「誰だこんな深夜に?」表示されているのは、知らない番号だ。恐る恐る応じてみる。
「...あばだんごさん、夜分遅くにごめんなさい。僕です。」あばだんごの心拍数が上昇した。電話の向こうの声はまぎれもない、あの憎い憎いこもりきりだ。
なぜだ、なぜ自分の番号を知っている?
「ある英雄に教えて貰ったんです。君にお礼を言いたくて...」
「なんなんです?一体」
「僕は長い間、対ベヨには苦渋を味わってきました。2GGCでは君にボコボコにされてしまったね。」
「それからというものの、僕はなんどもあの試合を見直して対ベヨを研究してきた。不思議だった。あばだんごさんとは対戦回数も
比較的少ないはずなのにまるで僕の手の内がすべて見透かされているよう。あんなに僕のことを研究しているベヨは初めてだった。」
あばだんごは違和感を覚えた。こもりきりへの人対策などした覚えがない。そのように意識することこそが敗北だと思っていた。
「おかげで僕はベヨ対策を少しだけど掴めてきたような気がする。散々なめプされたミスタケにも勝つことができたんだ。
君と対戦できたおかげだよ。ありがとう。君のベヨネッタは美しい。」
その瞬間、あばだんごは気づいた。気づいてしまった。胸の内に湧き上がる憎悪にも似た感情の正体に。
こもりきりの動画で抜いていたのは征服欲のためなどではない、本当に欲しかったものは...
次の言葉を言いかけた時には、電話は切られていた。外は初夏の少し早い朝焼けで、薄明るくなっていた。

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