新生オリックスの開幕投手が山岡に決定！金子や西は過去の存在。これからは山岡の時代！

風吹けば名無し

（練習試合、オリックス－楽天、２日、宮崎・清武）オリックス・山岡泰輔投手（２３）が初めて開幕投手を務めることが２日、決定した。西村徳文監督（５９）が「開幕いかせます、山岡」と明言した。
この日は、球春みやざきベースボールゲームズ・楽天戦（ＳＯＫＫＥＮ）に先発し、５回を５安打２失点。失点したものの調整自体は順調で、２９日の日本ハム戦（札幌ドーム）で大役に挑む。

新生オリックスのオープニングピッチャーは、この男がふさわしい。プロ３年目の山岡が、自身初の開幕投手に決定。今季から副キャプテンに任命された右腕が、大事な初陣も託された。

「２人が抜けてそこを狙っていたので良かった。このチームのエースになりたい気持ちが今年はかなり大きかったので。素直にうれしい。でもうれしいだけで終わらないように。これで（登板日まで）逆算できるので、つめていきたい」

大役を任され、より表情を引き締めた。これまでチームをけん引してきた金子（日本ハム）、西（阪神）とエース級が２人も抜けた。だが、その穴は埋められる。まだ２３歳の山岡、キャプテンの福田が中心となり、若返った選手たちをまとめていく。

投手陣でいえば、２０歳の山本、プロ２年目の田嶋。そして、山岡の３人が柱になれば、昨年までとは違う新たな風を吹かせられる。
２月２３日の斗山戦（ＳＯＫＫＥＮ）の登板後に開幕投手を伝えたという西村監督も「開幕いかせます、山岡。投手陣を引っ張ってもらいたいし、あとは山岡に対する信頼ですね」と期待を寄せた。

この日は５回を投げ、５安打２失点。１被弾を喫したが、指揮官は「２点取られたけど、徐々に状態は上がってきている。詳しくは言えないけど、本塁打もバッテリーとして試したいことがあったから」と心配なし。
山岡も「走者を背負ってからの練習もできたので良かった」と準備万端だ。

２９日の日本ハム戦（札幌ドーム）。相手は開幕投手に上沢を指名した。好投手との投げ合い。「向こうより点を取られないように。チームとしていいスタートを切れるように」と力を込めた。金子や西は過去の存在。これからは山岡の時代だ。
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