上原浩治(44)「巨人の選手は負けて傷のなめ合いをしている、仲間同士で群れすぎ」

89 ：風吹けば名無し：2018/12/29(土) 20:19:13.75 ID:0vO6jyVc0NIKU.net

９年前、祖父と同じ巨人軍のユニホームに袖を通した。ようやく夢がかなった。うれしくて仕方なかった。
でも想像していたのとはまったく違う世界、例えるなら暗黒時代とも言えるような雰囲気が、そこにはあった。

　エースと呼ばれる先輩方は一国一城のあるじとしてそびえ、寄せ付けないオーラを放っていた。
若手が気軽に会話するなんてとんでもない話。常にピリピリした空気が漂い、恐怖すら感じた。

俗に言う派閥もあった。誰かと話すだけで「内海はあっちについた」とささやかれたりした。
あこがれが大きかった分、ショックだった。１日も早く力を付けて軸となり、新しい巨人を築こうと誓った。

入団後の数年間、苦しかった。あの頃に戻るのは絶対に嫌だ。自分が引っ張るんだ、と決意を固めた。

内海哲也