ドイツのサッカー見た正直な感想

風吹けば名無し

元ドイツ代表ディートマー・ハマン氏がドイツ「kicker」紙で代表チームに警告を鳴らす

・この論評はメキシコ戦を見た後に書いているのだが、非常に失望している。メキシコの健闘は讃えるとして、ドイツ代表があまりにふがいないためだ。
プレースピードが遅い。ラスト30mでダイレクトで繋ぐこともなければスペースに走り込むこともない。エジルやトニ・クロースがボールを持っても誰もポジションを良い位置にとらない。
これでは相手の堅固な守備を崩すことはできないだろう。サイドに振っても効果的なクロスを上げられる訳でもなく、跳ね返され続けるだろう。
なぜ1トップにヴェルナーなのだろうか。彼は良い選手だが経験が浅く、周りが見えなくなるだろう。それならば、ミュラーを囮のトップとし、ロイスや選外になったサネを走りこませたほうがよっぽど効果的だ。
とにかくW杯では連携と闘争心とコンディションが必要なのだ。そのどれもが今の代表チームには欠けている。
ノイアーを無理に起用するのも疑問が残るし、何より高い位置を取ろうとするチームにあってフンメルスとボアテングではスピードが圧倒的に足りていない。
今の代表チームはどこかバランスを欠いておりメキシコに敗れたのは必然とも言える。今後スウェーデンや韓国から容易に勝点を計算するなどしてはならないのだ。
とにかくもう一度選手同士が密にコミュニケーションをとり、トレーニングで修正する他に道はない。私は愛するドイツ代表に栄光が降り注ぐことを願って止まないが、このままでは結果は見えている。早期の帰国の支度をしなくてはならなくなる。

ハマンさんの言う通りだったね