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上原亜衣で抜けない理由

384 :風吹けば名無し:2018/06/20(水) 14:08:26.12 ID:gYXj3jM70.net
AV女優には2種類ある。一つは「単体女優」。
事務所に入ってきた女性に顔、スタイル、キャラクターなど何か秀でているポイントがあると判断された場合、
単体女優としての待遇が保証される。いわば、映画界でいうところのスター女優だ。

二つ目は上原がキャリアをスタートさせた「企画女優(キカタン)」。
企画女優の役どころはその他大勢の一人であり、ナンパものAVの仕込みや、単体女優の引き立て役などの仕事が回される。

デビュー作はレズナンパもので仕込まれた相手役、主演は人気女優、大槻ひびき。完全なる引き立て役だった。
その後も回ってくる仕事はオムニバス作品の素人役ばかり。

元々3カ月で辞めるつもりだったという彼女だが、いつモチベーションに変化が訪れたのか? 
それは、同じ事務所の新人として小島みなみが入ってきたときだったという。
抜群のルックスと男性受けするキャラクターを持っていた小島は即座に単体女優として契約を結び、メーカーとの専属も決定する。
その待遇はAV界の花形中の花形。そして、間近で小島の躍進を見ていた上原に“負けず嫌いスイッチ”が入る。
単体女優への猛烈な憧れを抱くようになった上原は一つの結論に辿り着く。

「あらゆる作品に出まくれば、人気も出るかもしれない!」

そして、彼女は撮影におけるNG事項を取り払う。何でもありのキカタンとなった上原、そこから彼女の快進撃が始まるのだった。
他の女優が嫌がるプレイもすすんでこなし、挙句の果てにはアフリカ原住民との撮影までOKしてしまう彼女の姿には、キカタンとしての雑草魂を感じる。
「潮吹き」ができる女優は重用されると聞いて自宅で熱心に特訓するくだりは、まるでスポ魂を見ているような熱い展開だ。

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