夜神月「犯罪者は殺さなきゃ…」←これ

風吹けば名無し

法哲学的に言うと近代国家の特徴の一つは「暴力の独占」なんや
つまり私人が悪いやつを殺すのはダメだけど国家が悪いやつを死刑にするのはOKということ
この暴力の独占がなぜ許されるのかというのが問題なんやけど一つの説明として国民全員が国家に暴力を託すことで自分たちが国家以外から暴力を振るわれる危険を低減しているという考え方がある
夜神月の思想というのはキラが国家に代わって暴力を独占することでキラ以外からみんなが暴力を振るわれる危険を取り除いてあげようという考えだと言いかえることができる
作中では国民がキラによる暴力の独占を支持する描写があるので一概に反社会的思想と言うことはできない