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【悲報】ライトノベルさん、異世界の知識レベルをあまりにも低く設定してしまう・・・
- 203 :風吹けば名無し:2018/03/04(日) 17:50:35.61 ID:HjIwzu1/0.net
- なろう流プラスチック爆弾すこ
「これで貴様らももう終わりだ!」
部隊長と思われる厳つい顔つきの男が吼える、辺りを武装した兵たちが取り囲みむ
隣にいるミュルが不安げな目で見ているのに気付き
「心配すんなよ。なんせ俺は地上最年少、14歳にしてノーベル賞取った男だぜ!」
そう言いぽんぽんとミュルの頭を軽くなでる。ミュルは何も言わず頷いただけだ
しかしその瞳には不安げさなくなっていた。
「ガハハハハ! ならこの状況をどう覆す?」
厳つい男が嘲るような笑みを浮かべ問いかける
それに俺は、
「こうする」
と、返事をして懐からマッチを取り出し、火をつける
「そんなもんで俺らを倒すと? 言っとくが俺らの装備はそこいらの防弾チョッキとは訳がちが―」
男が話を無視しマッチを放り投げる
兵達がマッチに気を取られた一瞬、俺はミュルを抱いて近くに倒れていたテーブルの陰に隠れる
そしてマッチが床に着くと……
ドゴォォォォオオオオン
激しい爆発音と炎が兵たちを包む
「うぐぁああ!」
阿鼻叫喚の嵐が起きるもそれも束の間の事だった
部屋が静かになりテーブルの影から出る
辺りには黒コゲとなった死体が鼻につく匂いをだし転がっている
「一体な……ぜ、ガソリンか…?」
死体の中のから声がした、あの厳つい男だ
「ああ違う違う、匂いも何もしなかったでしょ」
俺は冷静に説明を始める
「燃料の正体は、プラスチックさ。あんたらは気付かなかっただろうが、床にペットボトルなんかの細かい破片を撒いてたんでそれが引火したわけ」
「ばか…な」
「おいおい、プラスチックの原料はガソリンと同じ石油だぞ? 燃焼性はそれなりにあるんだよ。
それとあんたらの装備、軽量化のために素材にプラスチックを使われている、それも相まってよく燃えたよ
まあお前ももう少し科学を勉強するんだったな」
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