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なろう作者「ご主人公は最強です。ご安心を」

274 :風吹けば名無し@\(^o^)/:2016/10/17(月) 17:04:19.33 ID:Vi2+/RWZ0.net
「ふん、何を言っている。勘違いするなよ。もうリュシアは奴隷じゃない。孤児院の大切な子供だ。手を出すことは俺が許さん」
俺がそう言うとリュシアがぎゅっと俺の腕にすがりつくのであった。

「ば、馬鹿な!?そんな無法が通るものか!! そやつはゴレット様が購入した奴隷ではないか!!! 奴隷解除の手続きもしていない以上、法に照らせば明らかに我々が正しいのは明白なはずだ!!!」

そう必死にリイルが言い募ってくる。

だが、俺はあっさりと反論する。

「ふ、残念ながら俺は奴隷制度を認めてはいないんでな」

「・・・は?」

リイルはあまりに意外なことを言われたという風に間抜けな顔を晒した。

「俺が認めない以上は、奴隷制度は無効だ」

「な、何を馬鹿な! 国が定めているのに・・・」

「国などより俺のほうが偉いのだから、俺がダメだと言えばその法律は無効だ。奴隷制度は認められない。だから、お前の主張も認められない」

「そ、そんな馬鹿な話があるものかあああああ!!!!」

「むしろ、お前が俺の法に抵触しているようだ」

「な、なに・・・!?」

「うちの孤児院の子供を危害を加えるような輩は、弱い者の痛みを知るために奴隷になることになっているんだよ。リイル、残念ながらお前は今日から奴隷になるんだ」

俺は哀れむように告げる。

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