巨人笠原、サッカー親善試合を観戦

風吹けば名無し＠＼(^o^)／

ワールドカップをいよいよ控えた2014年6月。
宿泊先のホテルで巨人笠原（23）は珍しくテレビにかじりついていた。テレビの内容はアメリカで行われているサッカー日本代表の親善試合だ。
「こんな時間に試合があるなんて珍しいですよね。ちょっと見てみようかなと思ったんですよ」とおどけて笑う笠原。曰く、サッカーは元々好きだったという。
「『野球一家だから』と言われるんですけど、父はサッカーを見る僕らに寛容だったんです。大芽と一緒にアビスパの試合を見たりもしたなぁ」
懐かしい思い出に浸る笠原だったが、その直後コスタリカに日本はまさかの失点。それを見た笠原も「あぁ～」と残念そうな声を上げる。
「先制されちゃったなぁ。頑張ってほしいなぁ」と言いながら、笠原は名残惜しそうにテレビを消す。気づけば時刻は10時半。全体練習の時間はもうすぐだった。
「野球熱もいつか世界中に広がるといいですね…あ、僕はそろそろ失礼します！」
そう言い残し、球場までのランニングに出発する笠原。その姿は背筋を伸ばし、しゃんと胸を張り、どこか自信に満ち溢れているようだった。

この一件について阪神鳥谷選手は「彼はまだ若いですからね。WBCやプレミア12で国際試合のチャンスが多いのが羨ましいですね」と野球にも広がる国際化に目を細めた。